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REV-BASE 01M

¥165,000 税込

REV-BASE 01L

¥220,000 税込

the ultimate audio board

2025年8月20日 発売

オーディオボードは古くから数多くの製品が発売されてきました。オーディオショップでも様々な種類のボードが取り扱われています。素材そのもので勝負している製品、素材の組み合わせを謳っている製品、振動を逃がす構造を採用している製品など。そのどれもが一理あり、それぞれに素晴らしい製品だと思います。しかし、個人的には何の製品に使っても、どのような環境で使っても、そして移動などしても、常に同じ最高のパフォーマンスを披露するボードには出会えていませんでした。この構造のボードはここの帯域には良いけどこの帯域が少しサウンドがブーミーのような?この構造は回転機器には絶大な効果を発揮するけど、スピーカーなどでは少しフォーカスが甘いような。。。自分が考える最高のボードとは? 今回のREV-BASE 01の開発はこんな想いからスタートしました。つまり自分が使う最高のオーディオボードを作りたかったのです。

構造が決定してから、最終的な製品として世に送り出すまで100回以上の試聴テストを繰り返しました。特に内包されたセラミックボールとスティールボールの組み合わせ数、そしてそれを内部で配置する位置については入念にテストを繰り返しました。完成したREV-BASE 01はメカニカル構造によって振動を限りなくゼロに近づけ、設置した機器やスピーカー本来の力を最大限引き出す、現在のところこれ以上何もできないと思えるほど理想的なオーディオボードになりました。ご協力いただいた皆様に心から感謝したいと思います。

(左)底面から見た2層構造になっているMDFボード。

(右)間には0.5mm程度隙間があり、お互いは干渉しません。

メカニカルによる不動点接触構造の採用

基本的な考えはREV BASEの設置場所が床でもオーディオラック内でも、メカニカルな点接触構造によって不要な振動を機器側と床側の双方に伝えない事を主にしています。その方法は高密度MDFを上下に配し、その間を2mmのセラミックボール / スティールボールを複数配置して点接触で支えるというものです。
構造だけを説明すると簡単のようですが、この点接触というのが曲者です。というのも高密度のMDFのどこを何の素材で、どのくらいの量で支えるかによって、サウンドは著しく変化するからです。つまり、点接触であってもボードのどこに何を配置するかを決定し、それを意図した位置に「留めておく」構造を開発しなくてはなりませんでした。

試聴テストの繰り返しで決定された位置と、厚みを変えた2枚のスティールボードによるサンドイッチ構造

ボードの素材(天板/底板)は、あらゆる素材からサウンド面で一番好ましかった、厚みのある高密度MDFボードを採用しました。特別な塗装を施し高級感がありながらも傷がつきにくい仕上げです。 内包される2mmのボールは2種類。中高域用にはクリアで伸びやかなサウンドを持ち、耐衝撃、耐摩耗、耐荷重においても優れる非常に高価な窒素珪素セラミックスを採用。中低域用にサウンド面で最も好ましいと判断した高品質なスティールボールを用いています。2種類のボールの比率と、どの位置になにを配置するかの試聴テストを徹底的に繰り返して決定。もちろん、設置される機材やスピーカーの重心をも計算に入れています。
2種類のボールの上下にスティールボードを配置したサンドイッチ構造となっており、100kgを超える耐荷重を実現(Lサイズは150kg)。2枚のスティールボードは共振ポイントを変えるために厚みも変えてあります。

特殊構造による点接触のエリア固定

設計の中心である2mmのセラミック/スティールボールを完璧な配合で完璧な位置に置いても、持ち運ぶたびに位置が変わってしまっては意味がありません。そのため、REV-BASEでは、ボール自体は固定せずに点接触は守りながら、わずか1mm範囲しか動かないオリジナル構造を開発しました。さらに、上下のMDFボードは特殊な固定方法を採用しており外れる事がないばかりでなく、どこで固定されているか見分けがつかないほど美しい外観を保っています。これにより、REV-BASEは持ち運んでも、内部構造が変わる事はありません。つまり、2mmのセラミック/スティールボールは、サウンド面で決定された位置から動くことなく常に理想的な点接触を実現できているのです。また、上下のボードには約5mmの段差が設けられており、天板は床には接触せず、さらに指を入れて持ち運びやすい、使い勝手の良さも実現しています。

面積を有効活用したアーシング効果

REV-BASEは構造的な音質改善だけでなく、内部にアルミボードを配置しアーシング効果を得られるように設計しました。付属する2種類のケーブル(RCA / mini スペード)を用いてオーディオ機器の使っていない端子やスピーカーのマイナス端子と接続することでSNを改善します。これはある程度の面積をもつボードだから可能な設計です。その音質改善効果は瞬時にわかるほど圧倒的です。Mサイズには長辺1か所、Lサイズでは大型スピーカーに使用する際に短辺をフロントに使ってもリア側からアースが取れるように短辺、長辺それぞれに接続端子を設けました。

※アーシングは、ほぼ全てのオーディオ機器で音質改善効果がありますが、出力がバランス設計されたアンプの場合、アーシング・ケーブルを接続しない方が良い場合があります。実際に試してみてご判断ください。

2種類の大きさ、それぞれ専用設計

REV-BASEは2サイズ発売されますが、大きさが違うので同じ設計というわけにはいきません。それぞれに試聴テストを繰り返し専用設計としました。一般的なオーディオラックの内部に収まる420mmの横幅を持っているREV-BASE 01Mは、オーディオラック内に収まっている機器や、比較的小さ目なスピーカーなどをターゲットに開発されています。REV-BASE 01Lは1辺が600mmと500mmで、どちらをフロントにしても使えるようアース端子は2か所に搭載。大きなパワーアンプや、スピーカーの下に使用するように設計されています。

ロゴラベルは2種類付属。お好きな位置に貼っていただけます。

Mサイズは一般的なラックの支柱内に収まるサイズで設計されています。

アーシング・ケーブルは、RCAタイプとmini スペードタイプの2種類が付属

Specifications

型番 REV-BASE 01M
形式 メカニカル構造オーディオボード(アーシング効果)
使用ボール セラミック/スティール 合計25個
重量 約9kg (約10kg:梱包材含む)
サイズ W470×D420×H38mm
耐荷重 100kg
アース端子 長辺の中央1か所/バナナ端子
付属品 2×アースケーブル(バナナ → RCA / バナナ → ミニスペー ド)、ロゴマークシール2種類、フェルト(直径25mm×4枚:床にガタがある場合のみ使用)

(左)REV-BASE 01M  (右) REV-BASE 01L

型番 REV-BASE 01L
形式 メカニカル構造オーディオボード(電磁波対策 / アーシング効果)
使用ボール セラミック/スティール 合計39個
重量 約13.6kg (約15.5kg:梱包材含む)
サイズ W600×D500×H38mm
耐荷重 150kg
アース端子 長辺と短辺の中央 2か所/バナナ端子
付属品 2×アースケーブル(バナナ → RCA / バナナ → ミニスペー ド)、ロゴマークシール2種類、フェルト(直径25mm×4枚:床にガタがある場合のみ使用)