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TAKT, a premium audio accessory brand from South Korea, has finally arrived in Japan.

About TAKT

「韓国のショップに面白いサイコロみたいなアクセサリーがあるぞ。ブランド名はわからないけど、“Dice”って書いてある」相方からのメールでみたDiceはとても可愛く、何をするものか全く分からなかったのですが、何か特別な”オーラ”のようなものを感じました。私は韓国/オーディオ/アクセサリー/Diceなどの文言を入れてメーカーのWEBサイトにたどり着きました。ブランド名はTAKT。タクト!?我々が見つけるべくして見つけたのだと高揚しました。すぐに連絡をとりサイコロ型のアクセサリーDiceを取り寄せました。それをスピーカーの上に載せた瞬間。「これは、とんでもない!」素直な感想でした。

しかし、しかしです。何でここまでサウンドが良くなるのか説明が出来ない。怪しいと思われてしまう・・・これは会いに行くしかない。私はすぐに韓国に飛びました。そして理論の塊であるオーナー兼CEOであるジェローム・キム(JEROME KIM)に出会うのです。彼の理路整然とした説明を聞き、彼の造る製品の効果が偶然の産物ではない事を理解しました。そして、彼のリスニングルームでDiceや他の製品の効果を聴いている時、私は心の中で叫びました「ありがとう相方!」。
偶然見つけたTAKTの製品群は、放射特性調整という今までにない方式を用いています。お手持ちのスピーカーの良さはそのままに、スピーカーの姿形に関係なく、魔法のようで魔法ではない方法でスピーカーの音をアップデートするのです。誰もが驚くその効果。ご期待ください。


Who is Jerome Kim? / ジェローム・キムについて

韓国では1994年にソウルの大きな橋が崩壊した事をきっかけに95年頃から風や地震、そして免震、メンテナンスに関する学問が本格化しました。その頃、ジェロームは名門である高麗大学(Korea University)で基礎免震、耐震のエンジニアリングを学び、工学博士号(Ph.D. in Engineering)を取得します。専攻は橋に関する免震、耐震です。卒業してからは風に関しての研究を行い、その後に基礎免震、耐震、風力学を合わせた能力を活かすため、産学連携によって橋やビル、超高速鉄道等の風の影響に特化したデザイン会社を起こします。その頃にはT.M.D(Tuned Mass Damper/制振装置)理論の専門家としての地位を確立し、様々な事業に携わっていきます。T.M.D理論はデザインコストが高すぎるため、小さな企業では一般的に使う事ができない複雑なもので、日本ではスカイツリーのような大規模な事業で用いられています。彼のデザイン会社は大成功し、日本の橋梁会社からの依頼で関西方面の大橋の中核デザインを担いました。今でも彼のT.M.D理論によって、10基以上の日本の大橋が強風や地震から守られています。2001年頃からは彼の専門的な知識を後進に伝えるため高麗大学を含む多くの大学で講師も務めています。


What is TAKT? / TAKTとは?

ジェロームはオーディオが大好きでした。自身が持つスピーカーの出す音に満足していなかった彼は、その理由のひとつがスタンドである事に気づき、自身が持つ免震(T.M.D)の知識を使って個人的に使うスピーカースタンドを設計したのが全ての始まりでした。彼は研究に没頭し、バイブレーションリダクション・インシュレーター、ブックシェルフスタンド、トールボーイスタンドなど10モデルを2012年に一気にリリース。彼自身のブランドの誕生です。音楽を司る指揮棒(タクトシュトック)からブランド名をTAKTと名付けました。

S.R.A(Sound Radiation Adjuster)/放射特性調整

空間の中で再生されるスピーカーの音を良くしようとした場合、スピーカーから放射された音を後から処理するディヒューザー(Diffuser)が多く使われてきました。もちろん、これは大変効果があります。しかし、ドライバー・ユニットがキャビネットに搭載されている限り、キャビネットの影響からは逃れられません。たしかに現在のスピーカーは昔に比べてキャビネットは鳴かないよう素材や造形が工夫され、昔に比べてSNや解像度は改善され、定位感の向上や回析の回避などあらゆる努力が行われ進化してきました。しかし、いかにキャネットを改良しても、キャビネットの前面や天面、そしてエッジが存在するという事実は昔から変わっていません。これらの影響によってドライバー・ユニットは本来持つ性能が発揮できなくなっているのです。ジェロームはここに着目しました。つまり、ユニットが本来の実力を発揮する為にキャビネットの悪影響から逃れる方法を模索したのです。そこから、約2年の歳月をかけ、あらゆる形状のスピーカーの放射パターンを独自に解析。放射される音がキャビネットの存在による悪影響を受けないよう調整する、S.R.A(Sound Radiation Adjuster/放射特性調整器)を完成させます。

ついに2014年初代Diceが誕生します。初代Diceの完成までには70を超えるプロトタイプが製作されました。Diceはサイコロ型アルミブロックの前面のみに独自の穴を開けた形状でしたが、さらに研究を続け2020年には立体となったDice Cubeを発表。2023年にDice Cubeは生産精度がさらに高まった2nd Generationに進化して今に至ります。また、低域ユニットの放射調整に重点を置いて設計されたCubitは2016年に登場し、2018年に登場した2nd Generationではベース部にT.M.Dが追加され、2025年の3rd Generationで生産精度の向上が図られました。もちろん、TAKT製品が放射特性に対してどのように作用し調整しているかは極秘とされ、その詳しい図面や数式を公開する事は禁止されています。


スピーカー自体の放射特性を整えるDice Cube/Cubitの威力は恐るべきもので、聴けば誰もがその効果に驚く事でしょう。SNや解像度の向上だけでなく、スピーカーの存在が消え去り、音の密度もあがったように感じられます。さらに低域のもたつきやブーミーさが改善され、部屋に設置したディフューザー群の効果が高まったように感じられる変化は、今までのアクセサリーの範疇を完全に超えています。




彼はエンジニアであり、プロモーションを今までほぼ行ってきませんでした。そのため、今でも無名ブランドであり、いまだ日本に未上陸だった事は、私達にとって福音としか言いようがありません。できるだけ多くの人に体験してほしい。私達は今そう思っています。

Japan-Exclusive “J“ MODEL - 7075 Extra Super Duralumin & Symmetrical design –

ジェロームは日本での発売に向けて特別仕様Dice Cube JとCubit Jを用意してくれました。JはもちろんJAPANの略です。TAKTではDice CubeやCubitを生産するための自社設計の特別な機械を開発して生産しています。それぞれはアルミブロックから削り出されており、如何に高精度かつ繊細な生産が行われているかは手に取ればすぐにご理解いただけると思います。本国では5052アルミニウム合金で作られていましたが、日本仕様は航空機や宇宙産業に使われる、最高グレードの硬度を誇る7075超々ジュラルミン(Extra Super Duralumin)にアップグレード。5052にくらべ切削精度があがり、さらに高精度な加工が可能となりました。これは放射特性調整能力がさらに高まっている事を意味します。ジュラルミンは腐食にそこまで強くない素材です。しかし、アルミに施すのに比べ4倍のコストがかかると言われるジュラルミンへのアルマイト処理を敢行し、その問題もクリア。さらにアノダイズ処理の後に、TAKT独自の表面処理を施す事により効果をさらに高めました。

また、スピーカー単体に対し作用するため本来LRは関係ありませんが、Dice Cubeは穴が開いている箇所が面ごとに左右対称ではなかったため、日本専用モデルでは、L/Rシンメトリーデザインに変更。スピーカーの上に置いた時のイメージを大切にしました。モデル名が書かれた後面には、左右が分かるように”dice³ JL”と”dice³ JR”の刻印が施されました。もちろんこれによる放射特性調整能力の悪化はありません。



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