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Back to the future. Just arrived from the 90s!
But it has been modernised and refined.

About EPOS

タクトシュトックを設立してFINK teamの総輸入代理店となれた事はこの上ない幸運でした。BORGとKIMの日本での評判もとても良く、音楽をゴキゲンに奏でるこのスピーカーのファンとなって購入してくださるユーザー様も増えています。しかし、私の中には多少の抵抗があったのも事実です。現在はさらに高額なスピーカーが多数存在する時代ではありますが、それでもFINK teamのスピーカーがかなり高価である事に違いはありません。私はFINK teamの代理店になる時にその想いを代表であるカールハインツ・フィンクに伝えました。その時彼は「安心してください。数年後には素晴らしい発表ができると思います。それはあなたの希望を叶えるスピーカーとなるはずです」と言ってくれました。そして後日、私はそれがEPOSの事だったと知るのです。

生まれ変わった英国EPOSブランド。届いた少し大きめのブックシェルフ・スピーカーであるES14Nの音出しを開始してから、私のニヤニヤは止まりません。さすがカールハインツ・フィンク!

History Over 32 Years

1983:EPOS(エポス)は、1983年にロビン・マーシャルによってイギリスで設立されました。当時のモデルは非常に高い評価を受け、ブランドは大きな支持を得ていました。その代表作が比較的大きなブックシェルフ・スピーカーであるES14でした。

1988:EPOSはTGI PLCが持っていたMordaunt-Short(モダンショート)の傘下となりました。

1999: EPOSは、Creek Audio Ltd.のオーナーであったMike Creekの傘下となり、ロビンが設計を担当していた頃とは違うデザイン・コンシャスなスピーカーが中心となっていきました。

2020:Mike CreekはEPOSをFINK teamの創設者であり、音響設計コンサルタント会社FINK AUDIO – CONSULTINGの代表でもあるカールハインツ・フィンクに売却。カールハインツは、設立当初のロビン・マーシャルの設計哲学に高い関心を持っており、近代的な設計とエンジニアリング技術によって、EPOSらしさを残しながら更に素晴らしいスピーカーとして現代に蘇らせることが出来ると感じていました。80年代に行われたインタビューでロビン・マーシャルは「流行を追わず、自身のアイデアとノウハウに基づいてスピーカーを設計している」と語っており、それは、過去にとらわれず、自らのアイデアで限界を超えようとするカールハインツの姿勢と重なっていたのです。

2023:2年の開発期間を経て、2022年5月に開催されたミュンヘンHIGH END 2022で、カールハインツ・フィンクによる新生EPOSブランドのES14Nが華々しく発表されました。新素材などを使っているわけではないにも関わらず、このオーソドックスなスタイルの2WAYスピーカーは、そのゴキゲンなサウンドによって世界中のオーディオ・ニュースサイトにおいて注目の的となりました。そして2023年、ついにEPOS ES14Nが正式にリリースされました。

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