Handcrafted Hi-Fi gear from Hong Kong, made possible by a passion for music.
2022年4月15日発売
2021年5月10日発売
Fiber box 2は、ネットワーク内のノイズを低減するために設計された光絶縁ツールです。ネットワークオーディオやPCオーディオの音楽再生環境は家庭内のありとあらゆるノイズに汚染されています。一般的なネットワークシステムではルーターが2.4Gと5G信号を生成し、LANケーブルがこれらの高周波ノイズによって干渉され、音質が無視できないレベルに悪化します。Fiber Boxは、電気光学と光電変換を利用することで、不要な高周波干渉を分離します。Tidal、MQA、DLNA、Roonブリッジなど、あらゆる音楽フォーマット・プロトコルの接続に対応し、信号伝送のジッターの悪影響を軽減。また、ファイバーケーブルなどを用意することなく、通常のLANケーブルによる入出力のみでオプティカル・アイソレーション(光絶縁)の実現が可能です。
Fiber Box 2では、オリジナルのシンクロナス・クロックを開発して2基のファイバー・モジュールを最適化する事で、ジッターを最小まで減少させる事に成功。 2基のモジュールは完全に同期されたクロック信号を使用しているため、光ファイバーは信号を送受信するときに全く同じ動作要件を満たします。また、高品質な信号トランスがクロックと光ファイバー・モジュールを完全に分離しているため、非常に低い位相ノイズも実現しています。さらに、LPS(Limited Power Source)電源は0.2mVrms以下のノイズで高品質の電源を提供し、サウンド改善に寄与しています。内部に使用されるファイバーケーブルは、最善の結果とサウンドが得られるように長さまで徹底的に研究されています。
FIBER BOX2 JPSM
今までも光絶縁を目的とした製品はありましたが、光変換を産業用などの既存モジュールで行い、SFP端子よるファイバーケーブルの使用を前提とした機種がほとんどでした。しかし、これではまだ数の少ないSFP端子を搭載したオーディオ製品を用意するか、コンバーターを別途用意してLAN端子に再変換する必要があり、オーディオクオリティでの変換が難しいだけでなく、機械も増えて複雑になってしまいます。Fiber Box 2は、LAN入出力による自社開発のモジュールを使用した光絶縁を実現し、さらに6061ソリッド・アルミニウムの筐体、高品位なOCXOクロックの採用、さらにディスクリードで組まれたリニア電源を搭載している点で、使いやすさはもちろんクオリティにおいても他の追従をゆるしません。エディソンは、単体で使用する場合はネットワークプレーヤーなどの手前に、Silent Switch OCXOと併用する場合は、ルーターの直後に接続することを推奨しています
システム全体の一か所を光絶縁する事で、圧倒的な音質改善を生む。もはやこれはオーディオアクセサリーではなく、ネットワークオーディオを楽しむユーザーにとって必携のオーディオコンポーネントと言えるでしょう。
今回発売されるJPEMバージョンは、基本設計はそのままに音質最優先で選択された数々のパーツが使用されており、さらに高音質化が徹底されています。
FIBER BOX 2 JPEM
吉田伊織氏による、HiVi誌サブスク映画の音質・画質アップグレード検証記事はこちら。
生形三郎氏と土方久明氏の自宅導入記事はこちら。
Audio Renaissanceの製品レビューページはこちら。
Fiber Box 2 JPEM
Fiber Box 2 JPSM
0.25 - 0.35psの低ジッターを実現するOCXOクロックを採用 | |
周波数精度 ±20ppb Phase | |
1000M Speed LAN 入出力ポート×各1 | |
BYBEE TECHNOLOGIES社が米軍用に開発したByBee Quantum Purifiers(バイビー・クァンタム・ピューリファイヤー素子)を採用 | |
オーディオグレードのLANソケットを採用し、重量級LANケーブルにも対応 | |
高品質な航空機グレード6061ソリッド・アルミニウムCNC機械加工ケースを採用 |
型番 | FIBER BOX2 JPEM |
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重量 | 3.3Kg |
サイズ | W200×H85×D253mm |
価格 | ¥396,000 税込 |
型番 | FIBER BOX2 JPSM |
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重量 | 2.8Kg |
サイズ | W200×H85×D253mm |
価格 | ¥231,000 税込 |